賞味期限切れの水はまだ飲める!正しい知識で水を大切に

賞味期限切れの水はまだ飲める!正しい知識で水を大切に

水は賞味期限が切れても飲めることを、ご存知でしたか?一般的に賞味期限とは、食品や飲み物を美味しく飲食できる期間のことをいいますよね。しかし水の賞味期限は、厳密にいうとそうではありません。では期限が切れても飲めるのになぜ水には賞味期限が存在するのでしょうか。今回は水の賞味期限について、詳しく解説いたします。

水は賞味期限が切れても飲める?

ペットボトルやウォーターサーバーの水には、賞味期限が記載されています。しかしその期限を過ぎても、水が飲めなくなるわけではありません。

市販されている水というのは、基本的にろ過や加熱処理をして徹底的に雑菌などを取り除いています。開封後に雑菌が入りこめば水の品質は落ちるものの、雑菌が存在しない未開封の水が劣化することはありません。

そのため水は、賞味期限が切れても飲料が可能なのです。基本的に未開封の状態で高温多湿の場所を避けて保管していれば、何年でも水は持ちます。

市販された水は、1年から2~3年程度に賞味期限が設定されていることがほとんどです。また備蓄用として、5年間保存できる水もなかにはありますよね。

ではなぜ、劣化することのない水に賞味期限が定められているのでしょうか。

なぜ水には賞味期限があるのか

水に賞味期限があるのは、計量法という法律が存在するからです。

ペットボトルなどの容器は長期間保存していると、通気される特性によって容器から水が蒸発されます。そうすることで、記載されている内容量よりもどんどん水が減っていってしまいます。

記載された内容量よりも少ないと、計量法違反にあたり計量法に抵触してしまうのです。そのため記載された内容量を守れる期間として、水には賞味期限が印字されているということですね。

ですから一般的に美味しく飲食できる期間とされている賞味期限と、厳密には違いがあるというわけです。

誤解されやすい賞味期限の基準

消費期限と賞味期限の違いについては、家庭科の授業で習いましたよね。しかし消費期間の最終日時である消費期限と比べ、品質が保たれる期間である賞味期限は基準も曖昧で、誤解されやすいものです。

2019年千葉県富津市で、台風15号の被災者にペットボトルの水が配布されました。そのうちの約1,800本が賞味期限切れだったとして、富津市がお詫びする事態が起きたのです。

賞味期限が切れていることを指摘したのは、市民でした。そして賞味期限切れを詫びて飲まないように注意喚起したのは行政、さらにはこの一連をマスコミが報道するほど。全員が賞味期限についての正しい知識を、持っていなかったのです。

行政から賞味期限の切れた水は飲まないようにと注意喚起があれば、ほとんどの市民はその水を飲むことはありませんよね。植物への水やりや掃除など別の用途に使うこともあれば、そのまま捨ててしまった人もいることでしょう。

世界に目を向ければ、水不足に苦しむ人々は沢山います。身体に害があるとわかっていても、汚染された泥水を飲むことでしか、命を繋げられない人々もいます。

間違った知識を持ち、賞味期限が切れたからと水を処分してしまうのは、私たち日本人が水不足に悩まされたことがない、恵まれた環境もあるでしょう。

まだ飲める水を処分することは、非常にもったいない行為です。食品ロスを減らすためにも、賞味期限の知識は正しく持ちたいものです。

水の正しい保管方法

水は賞味期限があるものの何年でも持つといいましたが、正しく保管をしないと品質は落ちてしまいます。水を長持ちさせる、正しい保管方法を見てみましょう。

直射日光の当たる場所や高温多湿を避ける

未開封の水を冷蔵庫にいれる必要はありませんが、直射日光の当たる場所や高温多湿を避けて保管するのが好ましいです。

というのもペットボトルなどの容器に入った水は、直射日光にあたることで風味が失われてしまいます。また高温多湿の場所にあると、容器が変形してしまうことも。そうなると水の安全性も完全に確保されませんから、直射日光を避けて温度と湿度が高くならない場所に保管しておきましょう。

匂いの強いものと一緒に保管しない

水の正しい保管方法2つ目は、匂いの強いものと一緒に保管しないということです。

ペットボトルの性質上、匂いの強いものと長期間一緒に保管すると容器や蓋に匂いがついてしまうことがあります。さらには中の水にまで、匂いが移ってしまうことも。

そのため、他の食品や洗剤など匂いの強いものと一緒に保管することは避けましょう。

開封後の水はいつまで飲める?

先述した通り、水は雑菌がない状態では外部から異物が混入しない限り、何年でも持ちます。しかし保存方法によっては、賞味期限内でも飲まない方がいい場合も。

それは、開封後の水です。しつこいようですが、水に雑菌がないのは未開封の状態のみ。

例えばペットボトルの水に直接口を付けて飲んだ場合。一度口を付けた水は、口の中の菌がペットボトルの中に侵入して雑菌が繁殖します。そのまま置いておくと、カビが発生してしまうことも。口を付けた水はすぐに飲み切るのが良いでしょう。

また誤解されやすいのが、開封後コップなどにうつして飲んだ場合です。口をつけていないから何日でも保管できる、と思う人も多いかもしれませんね。しかし実際には、開封後の水は常温であれば、1日が限界です。

冷蔵庫に保管した場合、菌の繁殖は抑えられるものの、それでも1週間以内に飲み干すのが良いでしょう。もし常温で保管していた場合は、煮沸をした後飲むことをおすすめします。煮沸した場合でも1週間程を目安に、なるべく早く飲むようにしましょう。

ウォーターサーバーの水にも賞味期限がある

ウォーターサーバーの水にも賞味期限があります。

先ほども説明したように、ペットボトルの水は1年から2~3年、備蓄用だと5年程の賞味期限が一般的です。

一方でウォーターサーバーの水ですが、メーカーや水の種類によって差があるものの、未開封でも半年(6ヶ月間)のものがほとんどです。ペットボトルの水よりも、賞味期限が短いということです。また開封後の賞味期限は、多くのウォーターサーバーで2週間程。

ウォーターサーバーの水は設置した時点で開封済みとなりますから、メーカーが定めた期間内に使い切る必要があります。

時々全て使い切れずに、飲料や料理用としてではなく、水やりや洗い物にウォーターサーバーの水を使う人もいますよね。

ウォーターサーバーの購入を踏みとどまる人の中には、大容量の水を賞味期限内に使い切れない、という部分がネックになっている人も多いのではないでしょうか。

サラスティアは、空気から水を作るボトルのいらないウォーターサーバーです。そのためもちろん、賞味期限はありません。

特殊なフィルターを使って綺麗な空気を取り込み、さらに5本のフィルターを通してろ過循環を繰り返すことで、いつでも安心安全な水を作り出せます。ボトルをストックしておく必要もないので、賞味期限に悩まされることもない上に経済的です。

サラスティアが空気から水を作る仕組み

賞味期限が切れても捨てないで!水は私たちに必要不可欠な存在

ペットボトルやウォーターサーバーに入った水は、賞味期限が切れても内容量が減るだけで飲めなくなるわけではありません。自然災害が相次ぐこの頃、防災意識の高まりで水を備蓄する人も増えたと思います。もし賞味期限が切れていても、そのまま備蓄しておいて大丈夫。水の賞味期限について正しく知り、水を大切にしてくださいね。

水は私たちの暮らしに欠かせない、必要不可欠な存在です。豊かな水を守るために、水資源や地球も大切にしていきましょう。

記事のカテゴリー

  • サラスティア

  • ライフ

  • 水問題

  • コラム

PageTop