ウォーターサーバーのメリット・デメリット

ウォーターサーバーのメリット・デメリットとは。最近は会社や施設内だけでなく、自宅でウォーターサーバーを使う家庭も増えました。本格的なものからコンパクトなサイズまで、種類も豊富にありますよね。気になってはいるけれどまだ一歩踏み出せない、という方も多いのではないでしょうか。本記事ではウォーターサーバーを使い始めようか悩んでいる方のために、メリットとデメリットをまとめました。
目次
ウォーターサーバーのタイプ
ウォーターサーバーには、床に直接おく床置きタイプと、キッチンや机の上など小さなスペースにも置ける卓上タイプの2種類があります。
床置きタイプは卓上タイプと比べて高さと重量があり、簡単に倒れる危険性も少なく安定感があります。オフィス内や薬局などの施設に置かれていることが多いですね。
一方卓上タイプは軽量でコンパクトなサイズが特徴。女性でも簡単に持ち運べ、設置スペースも多く取りません。床置きタイプと比較すると購入やレンタルにかかる費用が安く、家庭内で使われることがほとんどです。
最近は度重なる台風などの災害や、今後懸念される日本国内の水不足問題による影響から、一般家庭でもウォーターサーバーの需要が増加しています。扱いやすいサイズのものも多く家庭内でも気軽に使えるため、益々普及率が上がることが予想できます。
ウォーターサーバーの導入を悩んでいる方は、申し込み前にまずメリットとデメリットを知っておきましょう。
ウォーターサーバーのメリット
安心・安全な水が飲める
ウォーターサーバーの水は、品質が高く安心・安全です。
日本の水道水は、省令により水質基準が定められています。世界でも数少ない水道水が飲める国ですが、地域や住んでいる建物によってもその品質は異なります。
なぜなら水質基準を満たす水だとしても、給水の過程に問題がある場合もあるからです。
マンションなどの集合住宅では、貯水槽に浄化水を貯めてから給水する場合がほとんどです。そのため貯水槽が汚れていたり破損したりしていると、水質基準を満たさない水が供給されることも。水道水の臭いや品質が気になり飲めない、という方も少なくありません。
一方ウォーターサーバーは、徹底的な水質検査を行い精密なフィルターを通して水を供給しています。菌や異物を徹底的に除去しているため、臭みもなく味も美味しいのが特徴です。
ウォーターサーバーの水は味が美味しいだけでなく、安全性が高いというのも大きなメリットと言って良いでしょう。
冷水と温水がすぐに使える
ウォーターサーバーは、いつでも冷水と温水がすぐに使えます。
例えば熱い夏の日や運動をした後、冷たいお水が飲みたくなりますよね。冷蔵庫で冷やしたり氷を入れたりする手間もなく、すぐに冷水が飲めます。
さらに温水も出るため、わざわざお湯を沸かす必要がありません。カップラーメンを作るとき、お茶や赤ちゃんのミルクを作るとき、お湯が欲しいときにすぐ温水が使えるのは便利です。
水に関する不便がなくなる(浄水器やストックなど)
水道水以外の水が使いたいとき、浄水器の設置やミネラルウォーターの購入など、色々手間に感じることもありませんか?
ウォーターサーバーならいつでも飲用できる水がでてきますし、ボトルは宅配してもらえるためペットボトルの水を買いにいく必要もありません。
操作方法も簡単なため、買い出しが難しい年配の方にもおすすめです。
災害時の貯水として活躍
平成の時代は、台風や大雨など度重なる災害により、各地で水不足に悩まされました。そんなときに活躍してくれるのが、ウォーターサーバーです。
ボトルに入った水は、設置しなくてもそのまま使うことができます。大容量の水を備えておけるため、水道が止まってしまっても飲用はもちろん生活用水として使えます。
防災グッズと一緒にウォーターサーバー用の水を備えておけば安心です。
インテリアの一部として置ける
最近のウォーターサーバーはおしゃれなデザインなものも増え、インテリアとして置いても存在感を発揮してくれます。
ウォーターサーバーというと、ボトルがむき出しになった質素なデザインなものを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
しかし最近ではボトルを本体にしまうことができ、スタイリッシュなデザインなものも。どうせ使うならインテリアに馴染む、おしゃれなデザインが良いですよね。
ウォーターサーバーのデメリット
ランニングコストが発生する
ウォーターサーバーにはランニングコストが発生します。
一般的には本体をレンタルして使用するケースがほとんどのため、月額のレンタル費用。加えてウォーターサーバーの使用には電気が必要になるため、電気代。また水の入ったボトルも別途購入することになります。
契約内容などによっては定期メンテナンスやボトルの定期購入を申し込むことで、レンタル料が免除されることもあります。しかし途中で解約をすると、解約金が発生することも。
全ての費用をトータルすると、月額料金は3,000~6,000円程度が相場です。市販されている水を毎日買うのと大差はないので、日頃から水を購入している家庭であればそれほど痛手にはならないでしょう。
ボトルが重く設置に手間がかかる
ウォーターサーバーを使い始めてから気づくのが、ボトルの重さです。見落としがちなデメリットなのですが、ボトルは一般的に6~12リットルといったサイズです。
そのため女性や年配の方では持ち運びが困難であり、本体にボトルを設置するのにも一苦労します。また宅配されたボトルを保管場所まで運ぶだけでも大変ですよね。
卓上タイプであれば比較的軽量で女性でも持ち運びや設置が安易ですが、床置きタイプは大容量のものがほとんどです。
購入前にボトルのサイズや重さをメーカーに確認しておきましょう。
ボトルのストック場所が必要
ボトルが大容量と述べたように、ストック場所のスペースもそれなりに必要となります。
ボトル1つくらいなら、ペットボトルの水を箱買いして保管しておくのと変わらないのでは?と思いますよね。しかしメーカーによっては、最低注文数が決まっていることも。1度に数本頼まなくてはいけない場合、スペースも多く必要です。
実際にボトルの重さやストック場所がネックとなり、購入を諦めてしまう方も少なくありません。
デメリットを解消したサラスティア
ウォーターサーバーはボトルの費用に加え、重さがあることから持ち運びや設置に手間がかかるというデメリットがあります。
そんなデメリットを解消したのが、サラスティアです。
サラスティアはAWGという装置を使った独自技術により、空気から水を作るボトルのいらないウォーターサーバーです。
特殊エア・フィルターを通してゴミやほこりを取り除き、5本のろ過フィルターできれいな飲料水を作ります。空気がそのまま水として提供されるわけではなく、ろ過循環を繰り返し徹底的な不純物除去をしているため、安心・安全な水です。
ボトルをストックしておく必要がないことはもちろん、放置していれば自動的に水を作り出すため、災害時の水不足にも対応。地下水源や海洋水を使わないため環境に優しいのも特徴です。
ご家庭用からプラントシステムまで、幅広い製品ラインナップを取り揃えています。
ウォーターサーバーはこんな人におすすめ
ウォーターサーバーは、すぐに冷水や温水が使え災害時の貯水としても役立ちます。
- お湯を頻繁に使う
- 冷えた水を飲みたい
- 日頃から水を購入している
- 災害時用の水を用意したい
- 安心・安全な水を求めている
そんな人にはぴったりです。忙しい朝や疲れている夜、冷水や温水がすぐに使えるのは便利ですよね。またこれから意識したいのが、災害時の貯水です。ウォーターサーバーがあれば、今後の災害にも役に立ってくれることでしょう。
今回ご紹介したメリット・デメリットを参考に、ウォーターサーバーの購入を検討してみてはいかがでしょうか。

